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シンプルモダンという言葉は
もう、一つのジャンルとして定着していますが、
建物というスケール感で見たならばアラの部分は 見えづらいものです。

ところが 内装、
ここでは家具、キッチンに触れますが
シンプルさを求めるあげくただ薄ければ良しとした 納まりを見ることがあります。

詳細が映り込むことは無く、
さらに写真は補正されているので 注意が必要です。

実際見たときに 「おやっ?」と思う、
つまりは製造側からこの納まりは無理があると
明らかに分かっていただろうと感じた時です。

おそらく業者側は
「設計の人間から言われた通りのことをしたまで」
という返事がなされるだろうと想像してしまいます。

これは 責任ある仕事とは言えないものですが
名前の出ない下請けならではの言い訳と現状なのかも知れません。

つまりは ディテールの納まりが悪ければ
その家具やキッチン、果てまでは家のイメージをも損なってしまうことを 覚悟しなければなりません。

どんなに建物の外観や内装が良くても 一般の人はあまり分からないもので、
すぐ近くにある家具やキッチンで評価されてしまいがちだと 思っています。

これでは 家の設計者の苦労が報われないはずです。

実際 展示場に行っても、設計に詳しい方はいないことが 多く、
いたとしても設計に関する質問はほとんどないという声を 聞いています。

それで他社との差別化ということで シンプルモダンを売りにするところが 増えている訳ですが、
扱い次第では 逆効果になってしまう恐ろしさを孕んだものと 理解する必要があると思います。  

 

 

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