企業が採用すべきは一体どういう人材なのか―。採用担当者にとっては「永遠の命題」といっても過言ではありません。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では、著者でサラリーマン時代に採用面接の担当経験があるという佐藤しょ~おんさんも思わず納得したという、グーグル社が導き出した「採用すべき人材の法則」を紹介しています。 採用すべきは○○した人 新卒採用に関わっていると、どんな人を採用したら将来会社を背負ってくれる人材になるのか、そこに法則はないのか?という疑問が常に出て来ます。 かつては、というか今でも日系の大きなところだと、偏差値の高い難関大学を出た人ならハズレを引く確率が小さいと考えているんですね。確かに「ハズレを引きたくない」というのがゴールなら、その戦術もそこそこ機能するでしょう。でも、会社にイノベーションを起こして、売り上げを10倍にしてくれる人材という目標なら、それはちょっと違うんじゃないかと思いますよ。 その問いに答えを出したのが例によってグーグルという会社なんです。 先日行った講演で知ってビックリしたんですけど、グーグル社で人材開発をやっていたピョートル・フェリークス・グジバチ氏によると、彼らの研究によって成果を出す人のパターンが分かったというんです。結論を言うと、もうね、大学名なんて関係ないと。ハーバードだろうが、日本の四流私大だろうが、とりあえず大学さえ出ていればほとんど差は出ないと。 ではどこで差が出るのかというと、  ● その人が人生で苦労を乗り越えた経験があるかどうか なんだそうです。 これを聞いてピンと来ました。私がサラリーマン時代に最終面接で必ず訊いていた質問が、 人生で最も嬉しかった出来事か 最も辛かった、苦しかった出来事は何ですか? だったんです。 嬉しかった出来事を選んだら、そこから何で嬉しかったのか、その出来事の前に何が起こったのかをほじくりますし、辛い、苦しいを選んだ人には、その後どうなったのかを訊けば良いんです。結局これって、  ● 辛いこと、苦しいことがあった→それを乗り越えた、やったぞ! というストーリーを確認しているだけで、この線が繋がれば合格、繋がらずに終わってしまったら不合格になるんです。 こういう体験をしている人って、努力は最後は報われるのだという価値観を持つようになりますから。おまけに、辛い場面に遭遇しても、愚痴を言わないんですよね。愚痴を言っても状況が変わらないということが分かっていますから。グチャグチャ言うヒマがあるんなら、前向きな結果を生み出す何かをした方が良いよね、と考えるわけですよ。 ハングリー精神って最近では聞かなくなった言葉ですが、これって要するに辛い、苦しい経験のことなんですよね。そしてそんなことって、20年も人生をやっていたら誰にもひとつやふたつあるものですよね。その時に、キチンとそれを乗り越えたのか、そこから逃げ出しちゃったのかで、人間としての格というか、精神のランクが付いてしまうと思うんですよ。 自制心とか克己心って根っこはここから出来るものですからね。 一番マズいのが、おカネ持ちで不自由なく、チヤホヤされて育った人なんです。日本の歴史に名を残す名経営者と呼ばれる人でも、そのご子息って大概がダメなんですよね。いちいち例を挙げませんが、電気のS社だって、自動車のH社だって、流通のD社だって、創業者は非常に優秀で、人格も高く、根性もあったんですが、その子孫はというと、親の遺産を食いつぶしているだけって感じですからね。 苦労しないってそういうことなんですよ。それでも財閥系みたいな確たるビジネスモデルが確立していて、バクチを打たなくても会社は傾かないよ、というところなら、育ちの良さや、その華麗な人脈が役に立つことがあるんでしょうが、これから業績を10倍、100倍にしたいという会社にはそんな人はダメなんでしょうね。 image by: Shutterstock.com 出典元:まぐまぐニュース!
引用:大学名関係なし。Google社が解明した「採用すべき人材」の法則- 記事詳細|Infoseekニュース