ルーターのWi-Fiパスワードのシール?パシャリ。お店のショウウィンドウにあるかわいいセーター?パシャリ。 パーティーの招待状?パシャリ。 母の日のためのクールなギフトアイデア?パシャリ。もしこうしたやり方に違和感がないなら、日頃覚えておきたいものの写真を撮影するためにiPhoneのカメラを使っているのかもしれない。おそらくメモに書き込むよりも頻繁に。もしあなたの心のノートが本質的に視覚的な場合には、単にカメラロールに頼る代わりに新しいアプリであるCollections

を試してみたくなるかもしれない。

はいはい、おっしゃる通り…Pinterestも既にビジュアルブックマークをさせてくれるじゃないかって?

もちろん、そうだ。そのやり方で進むことだってできる。

とはいえ、Pinterestの利用は重たく感じる。探求し検索する膨大な数の画像がある。見るべきものが次々に現れるホームフィードもある(しかしPinterestよ、なぜあなたは私に蜘蛛のタトゥーを見せるのか?)。フォローするための人たちもいる。チェックを促す通知もやってくる(そこでは年中「こんにちは。あなたは間違ったSarah Perezにメッセージを送ったようですよ。私はあなたを知りません」 なんて返事を書いているのだ。ありふれた名前は困りものだ)。

Collectionsは、そんなあなたのための小さなアプリだ。

それは過剰な機能は持たない。そのシンプルなインターフェースは、あなたがインスピレーションやアイデア、心のメモ、その他後で見返す目的のためにスナップしたすべての写真を、整理する手助けをしてくれる。例えば好きな服、通りがかりに気になって後で行ってみたいレストラン、アートもしくはデザインのアイデア、愛犬のベストショット、行きたいイベント、スクリーンショット、ギフトアイデア、旅行のインスピレーション、その他何でも思いつくものはすべて対象だ。

しかしこれらのものを、フィードの中に紛れやすいカメラロールに保存するのとは異なり、Collectionsはその場でちょっとしたメモを追加することができる、例えばベンダーや価格、そして注記などだ。たとえば、「お母さんに向けの素敵なギフト。店主によれば青もあるとのこと。2週間後にサマーセール」といった具合。

そうやって作られた写真コレクションは、主に自分だけのものだが、もしそれらを共有したいと思ったらiCloudを使って共有することができる。友人や家族たちは共有された写真を見るためにサービスをサインアップする必要はなく、単にアプリをダウンロードすれば良いだけだ。そしてもし、ご希望なら、ソーシャルメディア、iMessage、電子メール、メッセージングアプリなどを使って共有することも可能だ。

もし写真コレクションを非公開にしたい場合は、設定の中でiCloud同期をオフにすれば、ローカルストレージにのみ保存することができる。

iPad版のアプリの機能は更に高い。そこではドラッグ&ドロップがサポートされているからだ。すなわち、他のアプリから画像を自分のコレクションにドラッグすることができる。

このアプリは、フランスのシャモニーと英国のリバプールを拠点とする、2人のインディー開発者Emile BennettとDave Robertsのチームによってデザインされた。Bennettは以前にもPenniesという名の予算アプリケーションを公開しているが、Collectionsを開発した理由は自分が使いたいものだったからだ。

「私はしばしば衣料品店の中で『ウィンドウショッピング』を楽しみます。シャツや1足の靴、あるいは高価なGoreTexアウトドアジャケットなどを見つけて ―― ちょっと考えてみます…もうたくさん持ってる! ―― そして『まあ好きだけど、今回はやめておこう。また次の機会があったら』だなと考えるのです」と彼はTechCrunchに対して語った。

「そして何枚かの写真を撮るのです。品物、タグ、おそらく試着した自分、そして店の場所を忘れないように店の外観の写真なども。私はいつも『これはフォトストリームの中にあるから、後からそれを見れば良いや』と考えています。しかし、もちろん、これはうまくいきません。写真がフォトストリームの中のどこにあるかなんて容易にわからなくなってしまいます。そしてもし写真を見つけて思い出せたとしても、それを取り囲むコンテキストがわかりません」と彼は言う。

彼はこうしたことを追跡するために、Evernoteとメモアプリを試してみたが、Evernoteはあまりにも肥大化しており、メモはあまりにもテキスト中心だった。またPinterestは、自分自身の私的なインスピレーションを収集するために使用するものとしては、あまりにも発見と共有に集中しすぎていると感じている。

これは私の考えではあるが、Collectionsで最も優れている点の1つは、サインアップする必要がないということだ。 素晴らしいアイデアだよね?Bennettもそれを嫌っているからだ。

「私はユーザーに、アプリへのサインアップを強制することには熱心じゃないんです。ユーザーのデータはユーザー自身のものですから。単にこのアプリを使うためだけに、新しいサービスにサインアップしなければならないようにはしたくないんです」と彼は言う。「最近私達はみな少々『サインアップ疲れ』をしていると思うんですよねほとんどのアプリがサインアップを促しますが、それは課金のための手段なのです ―― アプリは無料で提供し、利用するにはサインアップを求め、あなた自身のデータを収集します。そしてそのデータを使って彼らは収益を生み出すのです。そうしたやりかたは、本当に私の主義に反するものなのです」とBennettは言う。

その代わりに、Collectionsは2.99ドルでダウンロード可能だ。

思うに、こうしたやりかたこそ、私達が奨励すべきアプリ開発の姿ではないだろうか?

Bennettは友人たちとアプリを試してみるためのいくつかのプロモーションコードを教えてくれたものの、私はそれをすっかり忘れて自分で購入してしまった。

だからここに書いておく。早いもの勝ちだ:

M77J6T7WLHWJ

N3X9APPT9THE

KNJMTXMY6FFJ

TRT4E77MTR4H

なお、このプロモーションコードは無料ダウンロード専用だ。決してお金を稼ぐための仕掛け(アフィリエイトなど)ではない。このコードでお金を手に入れる者はいない。私はただこのアプリが好きで分かち合おうとしているだけだ。良い週末を。

[原文へ]

(翻訳:sako)

Source: TechCrunch Japan


Source: k-design.blog





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